アニマ=生命

2005年8月27日 日常
課外授業ようこそ先輩というテレビ番組で、
クレイアニメ(粘土を動かしてつくるアニメ)のことを
やっていた。
テレビをみているだけなのに、いっしょになって
ワクワクしてしまった。
クレイアニメを作っている方(ポンデライオンなどを製作)
が先生としてこられた。
クレイアニメとはアニマ。
粘土に命を吹き込む作業。
授業の最初の30分は先生が実際に小学生の前で
アニメをつくる。
30分もかかったのに、映像で見ると、10秒で終わって
しまう。
次は小学生に実際にクレイアニメに挑戦をしてもらう。
ただの粘土に命を吹き込む作業。
小学生が好きなように動かした粘土を一コマ一コマ撮影。
ちょっと触っただけで形が変わる粘土。
ギュッと押すだけで指紋がつくぐらい形が変わりやすい粘土。
ストーリーを決めていたわけではないのに、
ただの粘土がまるで生き物のようでした。
続いては実際にキャラクターをつくって
ストーリーをつくってアニメをつくろう。
まずはキャラクターづくり。
いつもみているモノがどう動いたらおもしろいか、
考えてもらう。
小学生はやかんが動いたり、ピアノが笑ったり、
したらおもしろいなと思ってスケッチをする。
続いて、スケッチしたモノの性格づけ。
×××な○○○。
たとえば、寂しがりやな黒板。
踊るのが好きな標本など。
次の日は実際に粘土でキャラクターをつくってみる。
そして独特なカメラで撮影。
少しづつ動かして、生き物のような動きをつくる。
グループでひとつの作品をつくり、
独特なカメラで100コマ撮る。
先生は
最初の10コマは5ミリづつ動かしたらいいよと
アドバイス。
少しづつ動かしたら、動きがなめらかにみえるから。
笑う鍵盤をつくったり、花を咲かすやかんをつくったり
小学生はしていた。
その後は、家族と一緒に上映会。
自分のつくったキャラクターが生き物のように動き出す。
他の人がつくった作品をみる。
あたしもテレビをみながらわくわくしてしまった。
こんなアイデアがあるんだ。
こんな動きをするんだ。とおもった。
それから先生が、素敵な方だった。
例えば、やわらかい話し方。
物事を極めた方という人は謙虚でもあるなとかんじた。
授業の最後に、
教えるつもりが教えられた。と話されていた。
テレビ画面からこの人の魅力が伝わったような気がした。

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