今日は仕事がお休みだったので
クレー展にいってきました。
場所は梅田大丸。
新聞で紹介されていたこともあり、
平日の割りにこんでいました。
年齢層は40代の女性客が多い。
そして多分美大生っぽい人もいた。

このクレー展に日本語で谷川俊太郎さんが
天使にまつわる詩をかかれていて、
その詩が全部ひらがなだった。
が、その詩が
絵にとてもとても合っていた。
あとでアマゾンで調べたら、
クレーの絵に谷川俊太郎さんが詩をつけた
「クレーの天使」という詩集があるらしい。
これはなかなかよさそうだ。

クレーの絵というのは晩年は線だけで表現をしている。
無駄なものをそぎおとしたのか。
はたまたクレーの目からみたら
そういうふうにみえているのでそれを表現したのか。
無駄のない研ぎ澄まされた線で
天使は書かれている。

そしてそこに添えられている谷川俊太郎さんの詩。
日本語ってことばはやわらかいな。
そして詩人という人はすごい。
言葉で人の心をゆさぶる。
考え方をかえさせる。
ペンは剣より強しというけど
ほんとにそのとおり。

それからクレーの美術館ができたらしい。(海外で)
そこは展示やワークショップを行う場所らしい。
が、そこの建物の形が素晴らしい。
建築者はクレーの友人らしい。
そしてクレーの世界観を崩さないようにデザインをしたらしい。
イメージはピアノで、曲線で作られている。
波のようなかんじの建物が写真で紹介されていた。
ぱっとみて美しいなとおもった。
そして、毎日こういうところに通えるなら
なんて楽しいんだろうと思った。
今は建築偽装問題でいろいろと風当たりがきついけれど
建築物ってずっと残るものである。
そして存在をする限り、利用者に対して責任をもつものである。
と私は考えている。
毎日毎日この前を通ったら楽しいだろうな。わくわくするだろうな。
絵も詩も建築物も。
なんでもアートである。
そしてアートは喜びを創造する。

コメント

アニス
アニス
2006年3月17日12:22

はじめまして。
梅田では今開催中なのですか?
私は東京大丸の方に行ってきました。
カタログを買ったのですが、その中にこの天使の絵と詩が載ってました。”忘れっぽい天使”、というのだそうです。
”僕は忘れっぽい天使と友達”、というフレーズが気に入ってます。

T子
T子
2006年3月17日22:40

アニスさんへ
こんにちは。3月21日まで梅田大丸で開催中です。
わたしは展覧会を見た後、ネットでクレーについて調べてて
詩集がでているならよみたい。もっとじっくり見ていれば
よかったと後悔しているので、最終日までにもう一回時間があるなら見に行こうと思っています。

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