ヤノベケンジ1969‐2005
2006年3月22日 読書
すごくおもしろい。これはヤノベケンジの作品集。
であったきっかけは、美術館にこの人の作品がおいてあった。
作品名はアトムプロジェクト。そしてアトムカー。
黄色いスーツを着た写真。目には見えない光を感知する機会が
ついたアトムカー。
なんだこの作品はと気になったのが、きっかけです。
そしてこの作品集はいままでのヤノベケンジの作品が載っている。
多分あたしはキャラクター世代であるから
この人が作る作品をおもしろいと感じるのかもしれない。
イッセイミヤケと組んで作った試着室。
球体の試着室。コンセプトは母の子宮のなかで着替えて
生まれ変わるイメージとのこと。
そういうコンセプトの試着室があるならぜひ着替えにいきたい
と強くおもってしまった。
それからジャイアントトらやん。
子供の声にだけ反応する大型ロボ。
火も噴くらしい。
ちなみにトらやんはヤノベケンジさんのお父さんの腹話術人形がモチーフらしい。お父さんは低い声しか出ないため、トらやんは
ちょび髭おっちゃん風らしい。
うまく伝わんのがもどかしい。がこの人の作品すごくおもしろいと思う。
前にも後ろにも進むことができない20世紀のマンモスとか。
作品のコンセプト。そしてその後ろにあるであろうストーリーに
興味が湧く。
一読の価値ありです。
コメント