あたしは美術館が好きだ。
なんでかっていうと、そこにいくと何かがある。
美しいもの。
デザインされている空間。
しらないことを知る喜び。
そしてワクワクする気持ち。
昔から好きだったわけではない。
学生のときは、何故お金を払って見に行くほど価値があるのか
わからなかった。
初めて自分でお金を払って見に行った展覧会は
美術館「えき」であったエジプト展。
ポスターが貼ってあって、一回見てみたい。
が、美術館ってなんとなく敷居が高い感じがする。
どうしような。と思っていたのだけれど
せっかくだから見にいってこようと、緊張しながらも
鑑賞券を購入した。
結果的にその展覧会に足をはこんだことで、
美術館というものはそんなに敷居が高いものではないという
ことを知り、見にいこうと思ったらみにいけるんだと思える
ようになった。
そして大学生の時、通っていた学校に美術学部があり、
学校に美術館みたいな施設があった。
その施設は無料であったとおもうのだけれど、
学生の作品の展示であったり、講演会をされた方の作品であったり、何かしら作品の展示をおこなっていた。
そこでヌード写真の展示が行われていた。
女性や男性がヌードで写っている。
写真からその人の生き様なり、悲しさであったり、寂しさであったり、力強さをとても感じた。
この写真展があたしが美術館とはおもしろいもの。なにか発見のあるものだ。ということ意識するようになったきっかけになったのだと思う。
そして、本物には力がある。といわれるが、
そのことも実感する。
宝石でもそのことを意識する。本物を身につけていると、背筋がしゃきっとした気分になる。
絵画であれば、ポストカードと本物は一緒のものだから
何かが違うわけではない。と思っていたのだけど
やっぱり本物というのは力がある。
見ていてその迫力にあっとうされるよう感じがする。

興味がある展示会がある。そして時間がある。
それならば見に行ったほうがよい。
ワクワクする。楽しい。
そういう気分になる。
美術館は敷居の高い場所ではない。



コメント

トマトパフェ
トマトパフェ
2006年4月9日19:27

T子様、リンクありがとうございます。私が行ったことがあるので覚えているのはゴッホ展や日展です。また日記読ませてもらいます。

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