ISBN:409157212X コミック 浅野 いにお 小学館 ¥560

気になっていた「素晴らしい世界」
給料日前ってのに大人買いをしてしまった。
なんせこの本、本屋で見るたびに平積みされていて、
そして大絶賛の手書きコメントが書いてある。
読まずにはいられない。

感想は、本の帯に「新感覚派」とかかれているが、
わかるような気もする。
なぜかといえば、この作者は同年代の人だからだ。
うまくいえないが、同じ時代をすごしてきた感覚。
こういう出来事があった。こういう風に考えるよね。という
のがすごく納得できるのだ。

さて、新しい本であれば1巻を紹介するところなのですが、
なぜ2巻かというと、
2巻にはえらいかわいらしい話がはいっているからです。
お酒が大好きな女の子。コンビニでポケットウイスキーを買ったりしている。
そしてその女の子と付き合っている年下の男性がいる。
そのなかのある一コマ。
男の子が女の子に「好きだ」という。
女の子はポケットウイスキーをマイク代わりにもう一回
いってと男の子にいう。
もう一度いう男の子。
女の子はその言葉をポケットウイスキーのビンに閉じ込めた。
そして男の子に「いまいったこと忘れないでよ」という。
そして独白
あたしがいつか涙をながしたりしながら
そのウイスキーの蓋をあけるその日までは…
とりあえず
彼の言葉を信じてあげようと思った。

言葉ではうまいこと伝わらん気がしますが、
とてもかわいらしい話でした。

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