地元のこと

就職してから地元を離れ、
転職をしたので地元にかえってきたわけですが、
地元にいる友人と話していてわかったことがあり、
それは、
この地域は公務員で成り立っている。ということ。
自衛隊のかた、
市役所の方などでもっていて、
地元に産業がない。ということ。
高齢化や過疎という言葉は学生時代に
教科書で読んで知ってはいたものの、
自分が住んでいる町でもそのことが起こっているということは
実感が湧かずにいた。
が、
散歩に出歩けば、
若者に出会わず、食事をしにいこうとしても、
食事を食べる場所も無い。
本屋はあるが、
DVDやCDを販売しているところがなく、
そして映画館がない。
そのことに気づいたときに愕然としてしまった。
文化の空洞化ってこういうことなのだろうか。
働くところというのもあまりない。
駅前もシャッター通りで
誇れることは自然と田んぼ。

なんかないもんかなと思っていたら、
テレビで映画の誘致を県でしているとやっていた。
映画を撮ると、役者やスタッフがやってきて、
食べたり、泊まったりしてくれるので、
経済効果があるとのこと。
実際、私の住んでいる県でも映画の誘致を積極的に
行っているとのこと。

これまたテレビのはなしながら、
地元を使ったアニメを製作し、放映したら、
アニメのファンがここがあの場面かといって
みにきてくれるので、地元は潤うとやっていた。

景色と田んぼが誇れるこの地域でアニメとなると、
輝け！！田んぼにかける青春ぐらいしか
想像できなかった。

人に時間は平等に降り注ぐが、
田舎時間というか、
時間の流れがのんびりしているこの地域が
発展していくことを望む。